総絞りの振袖

一反の絹織物のために必要となるのは、蚕2700頭分の繭。

絞り染めのつぶ、ひと粒につき糸を5回巻きつける作業を2回。

総絞りの着物が高価なのには、理由があるのです。

一枚絵のように、柄が縫い目にまたがっている絵羽模様。

衿先。  八掛は茜色に紗綾形(さやがた)に菊の綸子。

これは振袖ですが、お袖の丈直しをすれば訪問着として着用できるのです。