yuccoのブログ– category –
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振袖 鴨の羽色に桜
豪華な柄行きの振袖にとりかかってます。絵羽ものなので、羽縫いを解くところから。 生地の性質を見極めつつの地のし。 のちに狂いのないように、よーく縮めて地の目を... -
仕立てあがりました
シルクウールの単衣は3シーズン着れる日常着。 タテ糸が絹、ヨコ糸がウールの織物なので、ウール100%のものよりも、ピシャっと押わりました。 仕上げにかかせないのが... -
チカラ仕事
古物の大島を地のし。 大島は丈夫な織物なので、新品よりも2度、3度と洗い張りを重ねたくらいの方が布自体の魅力がでてきます。 昔の人は、新しいのを先に女中に着せて... -
和裁
小紋 袷衣*解き 洗い張り*八掛取替え*上裏取替え*仕立て直し赤い八掛から墨黒にかえて、印象がガラリとかわりました。 息子の骨折、うんぬんかんぬん、滞っていたお... -
縫い躾
躾とは、まっすぐいくようにあらかじめ縫い取りをしておくこと。 大小びつけ、平びつけ、縫いびつけなど。 大小びつけ、平びつけは、着用する時には外してしまうものな... -
小紋の仕立て直し
解いて、洗い張りにだして、早くも1年経過。ついつい自分のは後回しになってしまっていました。 身頃、上前のシミを隠すため、上前と下前を入替えておくみも上前と下前... -
総絞りの振袖
一反の絹織物のために必要となるのは、蚕2700頭分の繭。 絞り染めのつぶ、ひと粒につき糸を5回巻きつける作業を2回。 総絞りの着物が高価なのには、理由があるの... -
ツナグ
刺繍がかわいい、白地の名古屋帯。お母様の形見を、きれいにしてもう1度使いたいというご依頼。 京都のシミ抜き屋さんに見積もってもらいましたが、シミ抜き屋さんもお... -
古紬結城
男向アンサンブル 完成しました。着物 有合羽織 有合 羽裏は米俵の柄がナイス!